株式会社ユーティックス

サービス ウェブサイト構築
サーバー構築・保守

最先端の技術と専門知識で、ビジネスを支える信頼と安心のサーバー構築・保守サービスを提供します。

サービス概要

サーバー構築・保守業務は、ウェブサイトやアプリケーションをインターネット上で公開するための基盤を作る作業です。
ウェブサイトやアプリケーションの基盤を整え、安定した運用を実現するための重要な作業です。
お客さまのビジネスニーズに応じた最適な提案とサポートを提供することがユーティックスの仕事です。

サービス内容

  • 01 サーバー環境の設計・構築

    要件に基づいて、最適なサーバー環境を設計します。セキュリティ、スケーラビリティ、パフォーマンスを考慮した設計を行い、クラウド(AWS/FJcloud-V/Azure等)など、最適なホスティングオプションを提案します。

    また、設計に基づいてサーバーのセットアップと構築を行います。
    OSのインストールや設定、必要なソフトウェアのインストール、ファイアウォールやセキュリティ対策の実装などを行います。

  • 02 監視サービス

    当社の監視サービスでは、要件に応じた監視体制をご用意いたします。
    提携先と協力し24時間365日リアルタイムでサーバーのステータスを監視することができます。これにより、サーバーの稼働状態、パフォーマンス、トラフィックなどを常に把握することができます。

    異常を検知した場合、即座にアラート通知をお送りします。通知は、メールや電話等を通じて行われ、迅速に対応できるようサポートします。 また、サーバーには可能な限り自動復旧機能を組み込み、障がいが発生した場合には迅速にサーバーを再起動し、サービスの中断を最小限に抑えます。

  • 03 パフォーマンス分析サービス

    サーバーのパフォーマンスデータを収集・分析し、トラフィックのピーク時やリソースの使用状況を詳細にレポートします。 これにより、ボトルネックの特定や最適化が可能になります。

  • 04 定期レポートサービス

    月次の定期レポートを提供します。これには、稼働率、パフォーマンス指標、セキュリティイベントなどが含まれ、サーバーの運用状況を総合的に把握することができます。

プロセス

サーバー構築・保守のプロセスは、ITインフラの信頼性、効率性、セキュリティを確保するために重要です。
以下に、具体的なプロセスを紹介します。

  • 01

    ヒアリングと要件定義

    最初にお客さまのビジネスニーズや目標、ウェブサイトの目的をヒアリングします。これにより、適切なサーバーの仕様や機能要件を定義します。
    例:「自社製品の情報発信をしたい」「CMSを設置したい」「オンラインショップを開設したい」など。
  • 02

    サーバーの選定と設計

    次に、適切なサーバーの選定と設計を行います。
    サーバーの種類には以下のようなものがあります。
    • 共有サーバー:複数のウェブサイトが1台のサーバーを共有する形。
    • 専用サーバー:1台のサーバーを1つのウェブサイト専用に使用する形。
    • クラウドサーバー:複数のサーバーのリソースを利用できる柔軟なサービス。
    • サーバーレス:サーバーの管理を完全にクラウドプロバイダに任せるモデルです。
    ユーティックスではAWS/FJcloud-V/Azure等のパブリッククラウドを主軸に対応しております。
  • 03

    サーバーの設置と設定

    サーバーの選定後、実際にサーバーの設置と設定を行います。これには以下のような作業が含まれます。
    OSのインストールと設定: サーバーに適切なオペレーティングシステム(例: Linux, Windows Serverなど)をインストールし、設定を行います。
    ウェブサーバーソフトウェアのインストール: Apache、PHP、MySQLなどのソフトウェアをインストールし、設定します。
    セキュリティ設定: ファイアウォール、WAFなどの設定やSSL証明書の導入など、セキュリティ対策を行います。
  • 04

    導入

    ウェブサイトやアプリケーションの展開を行います。
    ファイルの展開: ウェブサイトのファイルをサーバーに展開します。サーバーレスの場合はフレームワークやツールを使用して展開し、管理します。
    データベースの設定: 必要に応じてデータベースの設置や設定を行います(例: MySQL, PostgreSQLなど)。

  • 05

    運用・保守

    サーバーの運用と保守も重要な業務です。
    監視対応: サーバーの状態を監視し、問題が発生した場合には対応します。提携先と協力し24時間365日の監視対応が可能です。
    バックアップの管理: 定期的なバックアップの設定と管理を行います。
    アップデートとパッチの適用: ソフトウェアやOSのアップデートを定期的に行います。

ケーススタディ

  • 静的ウェブサイトの配信

    • Linux
    • HTML
    • Javascript
    • PHP
    • MySQL

導入背景

あるお客さまは静的な企業ウェブサイトのみを保有しており、ウェブサイトを高速かつ低コストで配信する必要がありました。
また、従来のサーバー環境では、トラフィックの急増に対応できず、サイトのパフォーマンスが低下することがあり課題となっていました。

  • 01 Amazon S3(Simple Storage Service)
    Amazon S3は、スケーラブルで高い耐久性を持つオブジェクトストレージサービスです。
    静的なウェブサイトのファイル(HTML、CSS、JavaScript、画像、動画など)を格納するためのストレージとして利用します。
    • 高い耐久性と可用性: S3は、99.999999999%(11 9s)の耐久性を提供し、データの喪失を防ぎます。
    • スケーラビリティ: 自動的にスケールアップし、大量のリクエストやデータを処理可能です。
    • セキュリティ: アクセス制御リスト(ACL)やバケットポリシーを使用して、アクセス権限を詳細に設定できます。
  • 02 Amazon CloudFront
    Amazon CloudFrontは、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービスです。S3に格納された静的ファイルをエンドユーザーに高速で配信します。
    • 低遅延と高速配信: 世界中のエッジロケーションを通じてコンテンツを配信し、ユーザーに近い場所からコンテンツを提供するため、低遅延で高速な配信が可能です。
    • キャッシュ機能: エッジロケーションにコンテンツをキャッシュし、リクエストを効率的に処理します。キャッシュの有効期限を設定して、最新のコンテンツを配信できます。
    • セキュリティ: SSL/TLS暗号化により、安全なデータ伝送を実現します。また、AWS WAF(Web Application Firewall)と連携して、不正なアクセスをブロックすることも可能です。

利点

  • 高速で信頼性の高い配信

    高速なコンテンツ配信: CloudFrontのエッジロケーションを活用し、ユーザーに近い場所からコンテンツを配信することで、ページロード時間を大幅に短縮します。
    高可用性: S3とCloudFrontの組み合わせにより、高い可用性を実現し、ダウンタイムを最小限に抑えます。

  • スケーラビリティとコスト効率

    自動スケーリング: 大規模なトラフィックにも対応できる自動スケーリング機能により、急激なアクセス増加にも柔軟に対応します。
    コスト効率: 使用した分だけ課金されるため、コスト効率が高く、初期投資を抑えることができます。

  • セキュリティ

    データ保護: SSL/TLS暗号化により、データの安全性を確保します。アクセス制御機能を使用して、必要なユーザーだけがコンテンツにアクセスできるように設定できます。
    DDoS対策: AWS ShieldによるDDoS攻撃からの保護が標準で提供されており、安心してサービスを運用できます。


まとめ

Amazon S3とCloudFrontを組み合わせることで、静的なウェブサイトを効率的に、高速かつ安全に配信するインフラを構築することができます。
これにより、ウェブサイトのパフォーマンス向上や運用コストの削減を実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることが可能です。

  • AWS LambdaとAmazon DynamoDBを利用したキャンペーンフォーム

導入背景

あるお客さまはキャンペーンフォームを期間限定で用意することを検討していました。
広告などによる流入があり突然の高負荷が予想され、対応できる構成が要望されました。

  • 01 AWS Lambda
    AWS Lambdaはサーバーレスのコンピューティングサービスで、インフラ管理の必要なくコードを実行できます。
    リクエストに応じて自動的にスケールし、バックエンドロジックを処理します。
    • スケーラビリティ:リクエスト数に応じて自動でスケールし、必要なときにだけ実行されます。
    • コスト効率:使用した分だけ課金されるため、無駄なコストが発生しません。統合性: 他のAWSサービスとシームレスに統合できます。
  • 02 Amazon DynamoDB
    Amazon DynamoDBはフルマネージドのNoSQLデータベースサービスで、低レイテンシー、高スループットを提供します。構造化データを高速に処理し、スケーラブルなデータベースとして機能します。
    • 高速で柔軟なデータベース:ミリ秒単位の低レイテンシーでデータにアクセスでき、スループットが自動的にスケールします。
    • 高可用性と耐久性:複数のAWSリージョンにわたるデータの自動レプリケーションにより、高可用性とデータ耐久性を実現します。
    • セキュリティ:データの暗号化や詳細なアクセス制御を提供します。
  • 03 Amazon EC2
    AWSが提供するクラウドコンピューティングサービスで、スケーラブルな仮想サーバー(インスタンス)を提供します。
    これにより、企業や開発者は物理的なサーバーの購入や管理をせずに、必要なときに必要なだけのコンピュータリソースを迅速に利用できます。
    ロードバランシングやオートスケーリングの提供があり、需要に応じたリソースの管理が容易になります。
    • 高速で柔軟なデータベース:ミリ秒単位の低レイテンシーでデータにアクセスでき、スループットが自動的にスケールします。
    • 高可用性と耐久性:複数のAWSリージョンにわたるデータの自動レプリケーションにより、高可用性とデータ耐久性を実現します。
    • セキュリティ:データの暗号化や詳細なアクセス制御を提供します。

利点

  • スケーラビリティとパフォーマンス
    • 自動スケーリング:LambdaとDynamoDBは両方とも自動的にスケールし、トラフィックの急増にも柔軟に対応します。
    • 高パフォーマンス:DynamoDBの低レイテンシーとLambdaのイベント駆動型アーキテクチャにより、高速なデータ処理が可能です。
  • スケーラビリティとコスト効率
    • 自動スケーリング:大規模なトラフィックにも対応できる自動スケーリング機能により、急激なアクセス増加にも柔軟に対応します。
    • コスト効率:使用した分だけ課金されるため、コスト効率が高く、初期投資を抑えることができます。
  • コスト効率
    • 使用量ベースの課金:Lambdaは実行時間に応じて、DynamoDBはストレージとリクエスト数に基づいて課金されるため、コストを最小限に抑えられます。
    • 運用負荷の軽減:インフラ管理が不要なため、運用負荷が大幅に軽減されます。
  • セキュリティと信頼性
    • データ保護:DynamoDBはデータの暗号化を提供し、詳細なアクセス制御が可能です。LambdaもIAMを利用してセキュアなアクセス管理を実現します。
    • 高可用性:DynamoDBは複数リージョンにデータをレプリケートし、高い可用性を保証します。

まとめ

AWS LambdaとAmazon DynamoDBを組み合わせたキャンペーンフォームの導入は、スケーラビリティ、コスト効率、セキュリティ、可用性と信頼性を大幅に向上させました。

  • 異なる物理リージョンに配置された高可用性サーバー

導入背景

あるお客さまはのウェブサイトはCMSやフォームシステムが多数運用されており、広告を配信する度に発生する高負荷に悩まされていました。
また、災害時のことも考慮し複数物理ロケーションからの配信をご希望されました。

  • 01 異なる物理リージョンの利用
    東京および大阪リージョンを利用し、高い可用性、災害復旧、低遅延のメリットを得ます。
    東京大阪それぞれのリージョン内でも異なるアビリティゾーンを利用し、可用性を上げています。
  • 02 Amazon CloudFront
    Amazon CloudFrontは、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービスです。S3に格納された静的ファイルをエンドユーザーに高速で配信します。
    • 低遅延と高速配信:世界中のエッジロケーションを通じてコンテンツを配信し、ユーザーに近い場所からコンテンツを提供するため、低遅延で高速な配信が可能です。
    • キャッシュ機能:エッジロケーションにコンテンツをキャッシュし、リクエストを効率的に処理します。キャッシュの有効期限を設定して、最新のコンテンツを配信できます。
    • セキュリティ:SSL/TLS暗号化により、安全なデータ伝送を実現します。また、AWS WAF(Web Application Firewall)と連携して、不正なアクセスをブロックすることも可能です。
  • 03 Amazon EC2
    AWSが提供するクラウドコンピューティングサービスで、スケーラブルな仮想サーバー(インスタンス)を提供します。
    これにより、企業や開発者は物理的なサーバーの購入や管理をせずに、必要なときに必要なだけのコンピュータリソースを迅速に利用できます。
    ロードバランシングやオートスケーリングの提供があり、需要に応じたリソースの管理が容易になります。

利点

  • 高可用性と災害復旧
    複数のリージョンに分散することで、障がい発生時にもサービスの継続を保証します。
    災害時の自動フェイルオーバーにより、ダウンタイムを最小限に抑えます。
  • 低遅延
    ユーザーに最も近いリージョンからコンテンツを提供することで、レスポンス時間を短縮し、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。

まとめ

Amazon EC2を利用して物理的に異なるロケーションに分散されたサイトの構成は、高い可用性、災害復旧能力、低遅延、スケーラビリティ、そしてセキュリティを提供します。
このアプローチにより、企業はグローバルなユーザーに対して信頼性の高いサービスを提供し、ビジネスの継続性を確保することができます。

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